レインツリーの国
完成披露上映会レポ
2015/10/15 2000レポ TOHOシネマズ新宿 最終更新日2015/10/18

2015/10/15 2000〜 完成披露上映会レポ

リンク集

私が行ってきた「レインツリーの国」の舞台挨拶のレポのリンクです。

2015/10/15 2000  新宿(完成披露上映会レポ、映画の感想)(このページです)

2015/11/21 1000 六本木(初日舞台挨拶、GOODS)上映後

2015/11/21 16:00 新宿(初日舞台挨拶、ロケ地)上映後

2015/12/03 19:15 お台場(大ヒット記念舞台挨拶、12/5字幕版感想他)上映前

会場の様子

●「T.」の看板…ロビーには「T.」の看板もありましたvv
そして、ロビーの大型スクリーンでは、「レインツリーの国」の予告編の映像や、「信長協奏曲」の予告編映像も流れました。…が、「信長協奏曲」では、ガーヤの姿は一度も映らなかった…。

この劇場はチケット不要なロビーにはレインツリーの国のスタンディは無くて、入場した中にあるので、とりあえず待機。でも、開演時間のちょっと前までは中に入れてもらえないパターン…。

●大型スタンディ…で、ようやく中に入れたんですけど、当然みんなも一斉に入るのでスタンディの周りは人だかり…。
しかも、この前で、おそらくファミクラ入場と思われるヲタがコメントを撮られていたので…横から…(^^;)

こちらがTOHOシネマズ新宿のものですけど、ボケてて、殆ど撮れてない(^^;)
「レインツリーの玉(笑)」ってコメントが、玉森君らしくておかしいですよねvv
“玉森君のそういうセンス、すごく好き”←伸さんのパクリ。

舞台挨拶レポ

で、舞台挨拶は映画の前にありました。
スクリーンには上の図のような感じの映像が。(これは舞台挨拶中、ずっと出てました)
最初に「仮面ティーチャー」の初日舞台挨拶の一部の会場でも司会進行をやっていた、荘口彰久さんがこの日の司会進行として入場。

荘口:「双眼鏡のピントを私であわせてください」って…。
ホントに一斉に荘口さんであわせる素直なヲタ。

で、「最後もやっぱり君」が流れて、ステージの上手の出入口より、玉森君、西内まりやちゃん、三宅監督の順に入ってきました。
上の図のような並びの立ち位置でした。

玉森君はすごくゆっくり、堂々とステージに歩いてきました。

出入り口を入った付近でマイクをスタッフさんから受け取っていたのですが、その仕草まで堂々としてました。

この日の格好は右のイラストのような感じの、スクエアドットのスーツ。ストライプのシャツに、ソールだけ白の黒い靴で、モノトーンでまとめてました。

丁度スクエアドットのトーンが無かったので、加工して代用したトーンなんですけど、実際はもっと細かいですね(^^;)でも、大体こんな感じ。
すごくかっこよかったです。

ちょっとバッチリメイクしてましたがvv

まりやちゃんは黒のドレス。監督は黒のスーツに、グレーのシャツ、黒のネクタイと言う恰好でした。

で、横断幕が登場してた…らしいのですが、私の位置からは見えず…(^^;)
これ、別にヲタ発信じゃなくて、ファミクラ当選者だよね…??

そして、玉森君が挨拶なんですが、「さきさかのびゃ…」と、役名でいきなり噛んでしまった玉森君が可愛い〜vvv

T:「初めての主演映画ということで、緊張も沢山あったんですけど、それを消し去るくらい明るい現場で」という挨拶。

次に、西内さんの挨拶、三宅監督の挨拶と続きましたが、監督が「若い方が多いと思うんですが」って言ってて…この、どう見ても中高年だらけの会場でそれを言う…??と…。

荘口さんにこの話を貰った時に思われたことについて聞かれた玉森君は。
T:「最初いただいた時は嬉しかったし、頑張ろうって思った」けど、やっぱり「関西弁とかなじみの無い設定が沢山あったので」と。
なじみの無い設定っていうのは、色んな雑誌でも言ってた女の子の扱いについてみたいですが、一番難儀したのは、「関西弁」ということで、その後も延々関西弁についてのトークが。

T:「監督も関西の方なんですけど、みっちり。クランクインする2週間前に一日3時間とか長くて4時間くらいマンツーマンでイントネーションの練習を」と、苦労を語る玉森君に、荘口さんが「例えばどんな」と突っ込んでました。
T:「ほぼ、全部なんですよ。
全部が違和感で。」って、やっぱおかしい玉森語。
T:「メニューを選ぶシーンで標準語だったら『なんにする?』だけど、『なんにする〜?』」って横向いて喋る言い方が可愛い。
荘口:「顔も動かす?」
T:「
動かすとアホっぽい

T:「吹き込んでもらったCDを家でも練習できるように」(台詞の全部を吹き込んでもらったそうです)
T:「メシ食ってる時もイヤホンつけてたし、風呂入る時もパソコン持って、ずっと聞いて。」
T:「
お風呂場は喋れるんで。」って、この言葉にみんな「???」。
荘口:「あ、防音とか?」
T:「防音でもないんですけど」
荘口:「かすかに聞こえてきたりするわけ?廊下とかに」
T:「別に一人暮らしなんで誰も聞く人いないんですけど」って、噛みあってない会話を繰り広げる2人。

T:「こんなに関西弁って喋ると難しいんだって実感しましたね」
と、監督もエセ関西弁は馬鹿にしてる感じがすると。
西内:「そんなに努力してたんだ」
西内:「現場では全くイヤホンしてるの見たことが無いですし、台本も全く持ってこないし。全部おうちで入れて、現場に来られていたので、『ホントに関西の方なんですか?』って言っちゃったんですよ」って。ホントに玉森君、忙しいのに、すごいプロ根性だなあ〜vv

T:「勿論違いますよね」
西内:「福岡の私が聞いたところ、全く違和感が無く。
いつ、そんな暇があったんだと」まりやちゃん、誉めてるんでしょうけど…(^^;)

荘口:「他のメンバーもずっとそういうの見てたんですよね?」
T:「仕事場ではやんなかったですよ。
ヤツラは、すぐにネタにするんですよ。邪魔してくるんです。特に二階堂、千賀あたりが。あのヤンチャブラザーズが
真剣にやってるのを邪魔しにくるんで、俺は集中できないなってそこではやらなかったですね」と。(^^;)さすが、キスマイ…。

西内:「カットかかった時に(関西弁の)指導の方が近づいてくる度に玉森さんが『
ヤダヤダヤダヤダ〜』って、すぐ色んなところに逃げてって」って、その話が可愛い。まりやちゃんがその時の様子を身振り手振りで表現してたんですけど、頭振って、イヤイヤしてるんですよ〜〜。想像しただけで可愛い〜〜〜vv

T:「間違えると、関西弁指導の方がすぐに来るんですよ」
T:「長いシーンとかになると、ホント一言でも違うと、『なんでそこ間違えるよ〜?』っていう感じになっちゃって。いつも緊張感はありましたね」

まりやちゃんが撮影中の話をしてると、玉森君が身体をゆさゆさしてて、入場時は落ち着いてたのに、落ち着かない子供みたいで、それも可愛かったvvv

荘口さんに完成した映画を見てどうだったか?って聞かれて。
T:「僕も客観的には観れなかったですね。自分のアラさがしばっかりして。僕はプライベートでも観に来ますね。
フムフムと。」って言い方が可愛い〜vv

荘口さんに監督が意外なエピソードはあったかを聞かれて。
監督:「見てて面白かったのが、歌を歌ってるからだと思うんですけど、音階で関西弁を覚えようとしてる。手を振りながら」
って、監督もその玉森君の動きを再現するんですけど、それを玉森君で想像しただけで足りない子みたいで可愛い〜vv

T:「傍から見たら、不審者っぽく」

荘口さんが「西内さんから見て玉森君はどういう役者か?」ってまりやちゃんに聞くと。
西内:「今までTVでお見かけしてる時とイメージが・・・」
で、どういうイメージか聞かれ。
T:「気になりますね」
荘口:「役者魂が?」
西内:「いや・・・」いやって言った(笑)
西内:「お会いしてから
目が合うまでにすごく時間がかかりました
荘口:「野生動物みたいな」

西内:「初めてお話してくださったのが、『出身はどちらですか?』
T:「そんな固くなかったよ。ちょっと味付けしたね」
西内:「『福岡県です』『はい』で終わった」

T:「人見知りがちょっと邪魔をしてる部分があったんですけど、印象的な会話があって」と、色んな雑誌で言ってたまりやちゃんがセロリをパセリを間違った話を。
T:「俺も一概には違うと言えなくて、『あるかも』」
西内:「ずっと会話が続いたんです」
T:「30分くらいそれで話してて。俺もさすがに『思ってるのと、違う!』案の定、パセリと勘違いしてて。伸さんとひとみのちぐはぐしてるような感じ」

で、最後は映画を見る方へのメッセージを。
西内さん、監督、最後玉森君の順で喋ってました。
T:「僕自身もこの作品を通して人間として成長できる部分もあったんですが、今後1回だけでなく、2回3回とまた…。
今、宣伝してますけど
4回5回でも6回でもいいんですけど」って、自分で宣伝してるって言っちゃうのがおかしいvv

で、退場。
玉森君が上手でスタッフの人にマイクを返す仕草も素敵でしたvv

映画の感想
(ネタバレ)

そして、映画の感想です。
ネタバレなので、映画をこれから見る人は読まない方がいいかも。

映画は1時間40分ちょい。

冒頭は玉森君扮する伸行が裸のおじいさんの身体を拭いてあげてて、「ヘルパーさん、おおきに」なんて言われてます。
こんな可愛いヘルパーさんがこの世にいたら!!!って思ってしまいますが、実は伸行はヘルパーではなく、自分の父親の介護をしてるだけでした。
伸行の父親は病気で家族の中で伸行だけを忘れてしまった…っていうことが映画の最後の方に出てきます。

それから伸行が大阪の実家で、学生時代大事にしてた「フェアリー・ゲーム」というラノベの下巻だけが無いことに気付き、どんな結末だったのか気になった伸行は、ネットで「フェアリー・ゲーム」の結末を検索して探すのですが、そこで伸行が見つけた「レインツリーの国」というブログ。

そのブログ主「ひとみ」の感想に共感した伸行は、ついその「ひとみ」にメールで長々とした感想や自分の意見を送ってしまいます。

それが物語のはじまり。
(しかし、この「フェアリー・ゲーム」っていうラノベがクソつまんなそうな話で…^^;;)

それから東京に。伸行は食品会社に勤めてます。
満員の通勤バス(?)の中、伸行にくっつかれたおばちゃんが露骨に嫌な顔するけど、こんな可愛い綺麗な子にくっつかれて嫌がる人なんかいるはずない。

で、メールを送ってしまった伸行は返事をついつい待ってしまいますが、来ないと思ってた「ひとみ」からの返事に浮かれてしまいます。
メールの返事はとても感じのいい文章でした。

そこから2人のやりとりがはじまり、伸行は「ひとみ」に会いたくなり、つい、会いたいと送ってしまいます。

会社の先輩に連れてかれた社内合コンで、知り合ったミサコという女が伸行の関西弁がいい感じだから「関西弁で好きって言ってみて」って言われるけど、伸行はミサミサ(デスノートかよ)は拒絶。好きでも無い相手には好きと言わない頑固な伸行。

そのあと、ひとみからメールが来て、会うことになり…。
(でも、「私、あんまり綺麗じゃないし」ってひとみからのメールで…。西内まりやちゃんの顔で綺麗じゃないってウッソーン)
待ち合わせは実際にある、表参道の「青山ブックセンター」の本店ですねvv
そこの本屋の「フェアリー・ゲーム」の置いてある場所で会うことに。

で、会ったひとみは…西内まりやちゃんなんで、可愛いよね…。
そして、ひとみも、来た男が玉森君できっとカッコいいと思ったことでしょう。
「ブログだけが自分の世界」のヲタク女が可愛いはずなんか、無いし…。
ヲタクくさいラノベが好きな男で、メール相手のブロガーに会いたいなんて言ってくる男・・・カッコイイはずがない…。
でも、この話は西内まりやちゃんと、玉森君の顔が無いと成立しない話なんですね…。

しかし、伸行はひとみに何度もガッカリさせられることに。
伸行お勧めのオムライスの美味しい店に連れていけば、静かな店がいいと我儘を言われ、静かな店に行ったら、そんなに美味しくなくて、映画に行けば、字幕の映画がいいと言われ、字幕で入れる映画はつまんない映画しかなくて、最悪のデート。
極め付けがエレベーターに乗ったら、重量オーバーなのに、どかないひとみ。
そんなひとみにイラついて怒る伸行。
(しかし、ここは伸行がエレベーター降りたのに、いつまでもひとみが乗ってるのがムリヤリ感が…)
ひとみが謝った時に、耳に補聴器がついてるのが見えて…ひとみが難聴ということを瞬時に知る伸行。

そこから何回もすれ違ったり、やり直したりして、絆を深める2人。

伸行は常に自分なりにひとみを思いやって、ひとみの立場になろうと考えるけど、健常者の伸行にはひとみの気持ちが分かるはずもない…とか、よくハンディキャップを持った人との恋愛でありがちなパターンが…。

伸行は面倒くさいひとみとのやり取りが好きなんだけど…伸行の会社のミサミサも伸行が好きで…私は悲劇のヒロイン気取りのひとみよりもミサミサの方が正直でいい…って思ってしまいます(^^;)
だって、ひとみは絵馬に「ミサコさんが伸さんのタイプじゃありませんように」って書いてしまうような怖い女だよ…^^;;)

最後は伸行に大阪の実家に連れていかれ、やぼったい髪の毛を美容師をやっている伸行の母親に短く切ってもらい、伸行に新しいヘアスタイルに似合う服も買ってもらい(しかし伸行の選ぶ服、趣味悪い〜…。それは無いと思ったピンクのチェックシャツ、買ってるし…。でも、まりやちゃんが腰に巻いてると可愛い)補聴器を隠さず、新しい自分を見つけたひとみが伸行とキスをして終わり…という。

とにかく、伸行が玉森君の顔がついてるだけでなく、ひとみの全てを受け入れる器量を持っていて、優しく、男らしい、ホントに女子にとっての理想の男だったなあ〜…。
玉森君自体も雑誌で、伸行を尊敬しているって言ってたけど、ホントにそう思った。
物語自体はホントにありがち(そして、実際にこの設定だったら、喪女とキモ男になるはずだし…^^;;)だけど、主演2人の魅力をフルにいかして、丁寧に撮った作品です。

最後のエンドロールで流れた「最後もやっぱり君」は、ホントに映画にあってます。
でも、1コーラス目ではみっくんが、2コーラス目ではガーヤが「…あるだろう」って言うのが、まるでネクドリの「…繰り返してた」を思い出して、思わず笑ってしまいました。

以上、私の簡単な映画の感想です(^^;)

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