名古屋旅行記

前準備

 5月3、4日の2日間名古屋に旅行にいってきました。
 この旅行をする事になったきっかけは、友人の遠藤さんとの雑談の中でなぜか「去年は横浜、今年は名古屋がトレンディ! だから、去年は横浜ベイスターズが優勝し、横浜フリューゲルスがなくなったので、今年はドラゴンズが優勝し、グランパスがなくなるんだ! そのトレンドの地へ是非行くべきだ!」という話になり、名古屋行きがきまりました(注1)。 ごく普通に。なんといっても私たち「一般人」ですから(注2)

 同じ話を友人の吉田さんにもしたところ、「私もドラゴンズの聖地、名古屋のナゴヤドームにゆかなくては!」と同意したので一緒に行くこととなりました(注3)。当然吉田さんも「一般人」です(注4)

名古屋金融道

 前日に京都競馬場帰りの遠藤さんと、当日に、吉田さんと合流し、新幹線で出発しました。
 名古屋に到着してまず行ったこと。それは「お金をおろし忘れていた遠藤さんのために「サラリーマン金融」を探す」でした。いわいるサラ金という奴です。遠藤さんは口座にお金があるのですが、GW期間中はキャッシュディスフェンサー(以下CD)が止まっているのでお金がおろせないという悲しい事態になっていました。
 サラ金はすぐに見つかり、早速カード作成し、お金を借りようとしたのですが、インターホンの答えは「GW明けでないとカードは作成できない」という無情の返事。「ふざけんなー!」と叫んで早々に立ち去りました。
 次に、「仙台の七十七銀行はGWでもCDは動いているので、名古屋でもあるのでは?」 と言うことで、大通り沿いの銀行を見てみたところ、東海銀行のCDが動いている事が判明。喜び勇んでお金をおろそうとするとカードがかえってくる。明細を見てみると、「カシャノカードハゴリヨウデキマセン」とこれまた無情の返事。「ふざけんなよ! 火つけたろか!」とまたまた悪態をつく遠藤さん。で、私がクレジットカードを使用してお金を引き出そうとしたけども、これもだめ。
 とぼとぼと失意のウチの次の目的地に向かうこととなりました。
 その後、私も「東京までの旅費はあるが仙台までの旅費がない」というとんでもない事実が判明。遠藤さんと二人して「6日に銀行が明くまで名古屋で野宿するしかないかねえ」などど悲しい事をいう羽目に(注5)
 しかし、クレジットカード系のCDがあり、なんとか事なきを得ました。
 遠藤さんは「GW明けたら三和銀行から全額引き出してやる!」とかいってました。

聖地名古屋

 最初の目的地「ナゴヤドーム」に行く前に腹ごなしをするために、たまたま遠藤さんの銀行探しの際に通りかかった「篭目屋」に行くこととなりました(注6)。しかし、かなり並んでいたのでやめて、先にドームにいくこととなりました。
 ドームは地下鉄名城線の終点から歩いて15分というかなりへんぴなところにあり、かなり疲れます。何でも、地下鉄は現在工事中とのこと。
 で、ドームに到着。「せっかくだから」内部の見学でも、と思ったのですが入場料1000円が高いと思ったため中止(注7)
 とりあえず、当初の目的通り、吉田さんがドラゴンズグッツをいくつも購入することに。星野監督のストラップが売り切れていて、吉田さん怒ってました。ちなみに笑っている星野監督グッツより怒っている物の方が売れ行きがいいようです。
 あと、名古屋球場なのに、なぜか「松坂大輔コーナー」があったりしました。
 その後、遅い昼食に。たまたまドームの近くにあった「びっくりドンキー」で済ませました(注8)。
 次に徳川美術館へ、こちらは武具なんかがかなりある物と期待していたら、そうではなく「茶器」や「書物」が多かったのにはがっかりしました。
 その次に、名古屋城に。しかし、この時点で4時を過ぎており、天守閣の見学ができなかったのが残念。城内の散策は出来ました。時間もなかったのですぐにでました。
 でてすぐに、奇妙な建造物を発見。建物の上に天守閣らしき物がついているビル! 地図で確認するとどうやら市役所と県庁であることが判明。かなりよかったので写真を撮っておきました。

名古屋城天守閣 小さくて分かりにくいですが、手前が市役所で
奥が県庁です。
地下鉄駅の入り口。遠藤さん曰く
「名古屋は妙なところにお金をつかう」

夜のとばりが・・・

 名古屋城をでると、一端駅に戻ろうと地下鉄に乗り、途中で乗り換えようとしたところ、みんな疲れていたのか、乗り換えの駅で寝過ごしてしまいました(注9)。仕方がないので、次の駅で降り、少々ぶらぶらすることにする。たまたま近くにパルコがあり、カトキハジメのガンダム展がやっていたので見学。これは、以前ニュータイプ誌に掲載されていた「GAMDAM−FIX」のイラストを展示していたのだが、出来のいい奴とそうでないもの(妙に嘘っぽく見える奴が結構ある)があるため、「奴はセンチネルから何も学んでいない!」といってでてきました(注10)
 その後、ゲームセンターによったのですが、その後の記憶が曖昧で(注11)、よく思えていません。とりあえず、ホテルに帰ってそのまま眠ったようです。
 次の日の朝になると、吉田さんは「茶髪の宇宙人にさらわれて、体内にアルコールを注入される」という怪現象に遭遇する夢を見たとはなしてきました。私も同様の宇宙人にみそを胃袋に直接注入される夢みました。しかも、吉田さんは身体にお酒が残っているような奇妙な感覚があるというのです。吉田さんは普段お酒を飲まないので、一人で飲むことはまず考えられません。まさか「夢」だと思っていることが実は本当に起こってしまったのでは・・・(注12)

2日目

 2日目は「草薙神剣」がご神体の「熱田神社」にゆきました(注13)
 この日は、あいにくの雨模様。しかも、かなり強い雨でした。しかし、せっかく名古屋まできたのだから(注14)、という思いで見学することに。
 「熱田神社」は、ご神体の物が物だけにかなり広大な敷地を有しており、お社自体もかなりの大きさでした(注15)
 おまいりのあとで、せっかくだからおみくじでも引いてみようと言うこととなり、引いてみると私と吉田さんが「小吉」、遠藤さんが「吉」(注16)でした。
 その後、神社内の宝物館を見学。いきなり入り口に「刀身220m、重さ6kg」というとんでもない日本刀が展示されていました。しかも、それを「片手」でふるっている絵付きで(笑)。おいおい。
 ほかにも、神事に用いる道具や衣装、鉈のような脇指(笑)がありました。ご神体がご神体名だけに、武具の寄進が多いそうです。かなり興味深いばかりです。昨日の徳川博物館よりよかったです。やはり、男は日本刀に弱いようです。
 その後、名古屋も戻り、おみやげ物を購入。東京へ帰る予定だったのですが、なぜか間違ってJRではなく「名鉄」に乗ってしまい。豊橋まで言ってしまいました。乗り間違えは怖いですねえ(注17)
 その後、まっすぐ帰ってきました(注18)
 やはり、1泊2日では見学場所も限られてきてつらかったですね。でも、それなりに楽しんできました(注19)

名古屋に関する考察

 名古屋市内を見学して思ったのですが、地上にあまり人がいない。なぜかと思ったら、地下街にいるんですね。これにはちょっとびっくりしました。しかし、あの地下街空気悪いぞ。何とかならんのかねえ。
 あと、どの飲食店にいっても「みそ味○○」があった。「みそかつ」、「みそフォンデュ」、「みそ味プリッツ」。本当にみそ味が好きねえ名古屋人。
 ういろうは買ってきませんでした。家族からも、職場の方からも「買ってくるな」と言われたからです。名物にうまい物無しという事か?

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本音(笑)

注1) 私が同人誌で見かけた「巫女さんの格好のウエイトレスがいる酒場がある」と言う話をしたところ、一も二もなく話に乗ってきました。私も遠藤さんも巫女さんが大好きです(笑)。

注2) 我々の間で「当然私は一般人ですから」というギャグがはやっているんですよ。当然、こんな事を行っている人間が一般人の訳がありませんよね(笑)。

注3) 当然、吉田さんも巫女さんに「萌え萌え」の人なので(笑)、簡単にOKがでました。ちなみに、吉田さんは「妹、巫女、メイド、エルフ」に大変弱いです。最近は「カードキャプターさくら」にでてくる「大道寺 知世」というキャラに壊れまくってます。どのくらいって3秒に1回考えないと死んでしまうくらいに(笑)。
 ちなみに、吉田さんがドラゴンズファンなのは本当です。

注4) 当然吉田さんも違います。ちなみに、この「私一般人ですから」を言い出したのは吉田さんです。

注5) この際、「ああ、だんだんともよちゃんの良さが分かってきた。大道寺財閥の資金がほしすぎる!」とかいっておりました。私もですが。

注6) 前記の同人誌に「篭目屋」の制服が書いてあったので行くこととなっていた。中には入れなかったが、制服だけはチャックしてきました。私は結構気に入ったのですが、吉田さんは「いまいち」とのこと。

注7) ほかにも、ドームのコンパニオンのおねーさん方の藍色の制服は結構よかったのですが、「案内してくれる女性(ひと)選べないんじゃ意味ないじゃん」という遠藤さんのすばらしい一言でやめたと言う理由もあり。

注8) 選んだ理由は当然「制服」(笑)。

注9) 一つ乗り過ごすと、今回の旅の最重要目的地である「月天」が近いため「計画的に」乗り過ごす。

注10) 後に千葉先輩曰く、「何か学んでいたらSR−XやR−GAMなんて描かんでしょうに」

注11) 嘘です。ただし、忘れていような出来事があったのが間違いないです。ああ、本当に記憶が消せたらいいのに(笑)。詳細はこちらへ

注12) このように考えないとやってられません。責任者でてこい! 海原雄山風に言うなら「店主を呼べ」。

注13) 見学場所の選考基準は当然「巫女さんがいるところ(笑)」。むちゃくちゃ邪です。

注14) 昨日があの状態なので、まっとうな巫女さんを見るまでは帰れません(笑)。

注15) 当然、そこにいる巫女さんの数多かったです。7,8人くらいいました。当然全員黒髪長髪です。なんか「江戸の敵を長崎で討った」気分でした。いやあ、ここまできてよかったねえ。

注16) 「願事 正しければ叶う」と書いてあった。昨日状況から見ると、やはり我々の願い(巫女さんにあうこと)は邪なのか!

注17)
 本当は日本三稲荷の1社「豊川稲荷」によったのですが、なぜか、境内には演歌が流れ、妙な民芸ショーや居合い抜きの実演をやっていた。なんと、ここが寺の一角にある神社だったためか巫女さんが一人もいなかったのです。そのため、記憶から抜け押しているんですね。とほほ。東京の分社には巫女さんいたんですけどね。
 せっかく写真もとってきたのでここに掲示しますね。

結構怖い光景です。



注18) こんな感じだったので、一時は「馬車道(袴を着たウエイトレスがいるファミレス)」によっていくことを検討していたのですが、疲れいるのでやめました。

注19) 大満足なら「リベンジ」など誓いませんって(笑)。また行く予定です。覚悟しろ名古屋! 特に月天!(笑)